ウエルシアが軟調推移、今期最終2%増益計画もサプライズ感に乏しさ
ウエルシアホールディングス<3141>が軟調推移。8日の取引終了後、24年2月期の連結決算発表にあわせ、25年2月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比5.7%増の1兆2870億円、最終利益は同2.1%増の270億円を見込む。増益計画を示したものの、サプライズ感は乏しいと受け止められ、ツルハホールディングス<3391>との経営統合協議に関する新たな情報を期待していた投資家にとっては、買い持ち高を圧縮する目的の売りを促す要因となったようだ。ウエルシアは今期の既存店売上高の伸長率を3.9%に設定。出店は102店舗、閉店は43店舗(海外1店舗含む)を計画する。年間配当予想は前期比2円増配の36円とした。24年2月期の売上高は前の期比6.4%増の1兆2173億3900万円、最終利益は同2.1%減の264億5100万円だった。
株探ニュース