バイタルKS、前期経常を36%上方修正、配当も2円増額
3151バイタルケーエスケー・ホールディングス【連結】
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バイタルケーエスケー・ホールディングス <3151> [東証P] が4月22日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の42億円→57億円(前の期は6.9億円)に35.7%上方修正し、増益率が6.1倍→8.2倍に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.4億円→33.4億円(前年同期は2.5億円)に81.3%増額し、増益率が7.2倍→13倍に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の24円→26円(前の期は12円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
医薬品卸売事業におきましては、2021年3月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響による患者の受診抑制や手術...
会社側からの【修正の理由】
医薬品卸売事業におきましては、2021年3月期は新型コロナウイルス感染拡大の影響による患者の受診抑制や手術等の治療延期により医薬品の需要が大きく減少しましたが、2022年3月期は、新型コロナ禍以前の水準には及ばないものの、当社予想を上回る回復をしました。また、新型コロナ関連商品の販売やレンタルが好調に推移し、さらに、新型コロナワクチンの配送受託による売上や利益の計上もありました。その結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回予想を上回る業績予想となりました。
当社グループは、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題と位置づけ、継続的かつ安定的な配当を行なうとともに、長期的な視点による企業価値の最大化のため内部留保の充実にも努めております。しかしながら、2021年3月期は非常に厳しい業績となり、期末の配当を無配とし、株主の皆様のご期待に応えることができませんでした。 2022年3月期は、前述の通り、予想を上回る業績が見込まれることとなりましたので、期末配当金につきまして、2021年5月13日に発表いたしました配当予想の普通配当12円に特別配当2円を加え、合計1株当たり14円とし、年間26円とすることにいたしました。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.10-03 | 256,971 | 666 | 1,845 | 2,589 | 48.6 | 12 | 2021-11-09 |
連結 |
| 新 21.10-03 | 291,571 | 1,966 | 3,345 | 3,189 | 58.8 | 14 | 2022-04-22 |
連結 |
| 修正率 | +13.5 | 3.0倍 | +81.3 | +23.2 | +20.8 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.03 | 542,200 | 1,600 | 4,200 | 4,000 | 75.1 | 24 | 2021-05-13 |
連結 |
| 新 2022.03 | 576,800 | 2,900 | 5,700 | 4,600 | 84.8 | 26 | 2022-04-22 |
連結 |
| 修正率 | +6.4 | +81.3 | +35.7 | +15.0 | +12.8 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.10-03 | 270,360 | -1,149 | 257 | 733 | 13.3 | 0 | 2021-05-13 |
連結 |
| 予 21.10-03 | 291,571 | 1,966 | 3,345 | 3,189 | 58.8 | 14 | 2022-04-22 |
連結 |
| 前年同期比 | +7.8 | 黒転 | 13倍 | 4.4倍 | 4.4倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.03 | 562,505 | 3,556 | 6,404 | 4,642 | 83.3 | 24 | 2020-05-12 |
連結 |
| 2021.03 | 537,030 | -2,260 | 693 | 1,171 | 21.3 | 12 | 2021-05-13 |
連結 |
| 予 2022.03 | 576,800 | 2,900 | 5,700 | 4,600 | 84.8 | 26 | 2022-04-22 |
連結 |
| 前期比 | +7.4 | 黒転 | 8.2倍 | 3.9倍 | 4.0倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。