アゼアス、上期経常を一転64%増益に上方修正、通期も増額
3161アゼアス【連結】
業績修正PDF
アゼアス <3161> [東証2] が11月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益を従来予想の1.5億円→2.8億円(前年同期は1.7億円)に85.3%上方修正し、一転して64.2%増益見通しとなった。
上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の2.8億円→4.7億円(前期は4.7億円)に69.3%上方修正し、減益率が41.3%減→0.6%減に縮小する見通しとなった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1) 連結業績予想の修正理由 第2四半期(累計)連結業績の売上につきまして、新型コロナウイルス感染症の世...
会社側からの【修正の理由】
(1) 連結業績予想の修正理由 第2四半期(累計)連結業績の売上につきまして、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を受け、防護服を中心とした感染対策用資材の需要が短期的に急拡大し、需給バランスが大きく崩れるなか、当社としては、引き続き原材料および商品の確保に努め、安定供給に注力した結果、防護服・環境資機材事業の売上高は、予想を上回る見込みです。一方、アパレル資材事業につきましては、足元で回復の兆しが見られるものの、上半期では、売上高が予想を下回る見込みであり、連結売上高は、前回発表予想額に対して121百万円の増収にとどまる見込みです。利益につきましては、防護服・環境資機材事業の業績が貢献したほか、感染症拡大の環境下で、営業活動が制約を受け、営業関連の経費は減少したため、前回発表の業績予想より、営業利益で123百万円、経常利益で132百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で112百万円上回る見込みです。 下半期においても、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、防護服を中心とした感染対策用資材のサプライチェーン網は、依然として不透明な状況が続くことが懸念されますが、当社としては、引き続き原材料および商品の確保に努め、安定供給に注力してまいります。これにより、直近の業績の進捗も踏まえ、通期業績予想を修正いたしました。 (2) 個別業績予想の修正理由修正理由につきましては、(1)の 連結業績予想の修正理由と同様の理由です。(注)上記に記載されている業績見通し等将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.05-10 | 4,552 | 119 | 156 | 98 | 17.4 | 0 | 2020-09-09 |
連結 |
| 新 20.05-10 | 4,674 | 243 | 289 | 210 | 37.3 | 0 | 2020-11-26 |
連結 |
| 修正率 | +2.7 | 2.0倍 | +85.3 | 2.1倍 | 2.1倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.04 | 9,711 | 200 | 280 | 176 | 31.3 | 12 | 2020-06-12 |
連結 |
| 新 2021.04 | 9,711 | 397 | 474 | 291 | 51.7 | 12 | 2020-11-26 |
連結 |
| 修正率 | 0.0 | +98.5 | +69.3 | +65.3 | +65.3 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.05-10 | 4,872 | 168 | 176 | 120 | 21.4 | 0 | 2019-12-11 |
連結 |
| 予 20.05-10 | 4,674 | 243 | 289 | 210 | 37.3 | 0 | 2020-11-26 |
連結 |
| 前年同期比 | -4.1 | +44.6 | +64.2 | +75.0 | +74.5 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.04 | 9,520 | 284 | 313 | 215 | 38.4 | 12 | 2019-06-14 |
連結 |
| 2020.04 | 9,941 | 466 | 477 | 316 | 56.2 | 20 | 2020-06-12 |
連結 |
| 予 2021.04 | 9,711 | 397 | 474 | 291 | 51.7 | 12 | 2020-11-26 |
連結 |
| 前期比 | -2.3 | -14.8 | -0.6 | -7.9 | -8.1 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。