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Cominix:切削工具の高度専門商社、北米や印の成長で流通時価総額100億円超へ

材料
2025年2月13日 15時16分

切削工具を主たる取扱商品としている高度専門商社のCominix<3173>は、生産性に向上する提案型営業に強みを持っている。ユーザーの工具をただ単に削減するというアプローチでなく、製造原価全体を削減のターゲットとして自社で提供する商品と使い方の提案を行う提案型営業方法により、オンリーワンビジネスモデルを確立している。例えば、工具単価が下がってもコストでは1%しか下がらず、工具寿命が50%伸びてもコストでは2%しか下がらないのに対して、加工条件を20%アップするとコストでは20%下がるというアプローチの仕方になる。2024年3月期のセグメント別売上高は、切削工具事業が164億円、耐磨工具事業が26億円、海外事業が73億円、光製品事業が13億円など。

2月7日に発表された2025年3月期第3四半期決算(累計)は、売上高で前年同期比2.0%減の21,097百万円、営業利益で同35.3%減の338百万円となった。中国経済の急速な経済の失速を背景として、中国現地法人の売上が低迷したほか、国内でも小規模ユーザーを取り巻く景況感の悪化、主要販売先である自動車業界での一部工場稼働停止等によって売上が低迷した。一方で、12月に株式会社KamogawaHD(2024年3月期 連結売上高103億円)を子会社化するなどM&Aグロースへの取組みは順調に推移。通期では売上高で前期比4.7%増の30,000百万円、営業利益で同12.9%増850百万円が予想されている。国内及び中国の市況改善を探ることになる。

2029年3月期を最終年度とする中長期経営計画は、売上高で500億円、営業利益で25億円が目標として掲げられている。成長上の北米、インドを中心とした市場の開拓を加速し、M&Aグロースを積極的に追及する。PBRで0.8倍を下回る状況下、2027年3月期には流通時価総額100億円突破も謳われている。配当利回りも3.88%となっており、変化を待てる状況にもある。

《NH》

提供:フィスコ

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