ダイドーが急反落、ストラテジック提案の取締役の辞任を発表
ダイドーリミテッド<3205>が急反落した。10日の取引終了後、6月の株主総会での承認を経て就任した中山俊彦取締役が、7月9日付で辞任したと発表した。中山氏はアクティビスト(物言う株主)とされるストラテジックキャピタルが今回の株主総会において取締役選任を提案した候補者の1人。選任の承認から、わずかの期間での辞任となったことを受け、アクティビストからの働きかけによる企業価値の向上シナリオに不透明感が高まったと受け止められ、売りを促す要因となったようだ。本人から一身上の都合による辞任の申し出を受けたという。
株探ニュース