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アーバネット Research Memo(8):2025年6月期は増収増益により過去最高業績を更新する見通し

特集
2025年3月10日 15時08分

■アーバネットコーポレーション<3242>の業績見通し

1. 2025年6月期の業績見通し

2025年6月期の連結業績は、期初予想を据え置き、売上高を前期比14.4%増の32,000百万円、営業利益を同2.7%増の2,800百万円、経常利益を同1.0%増の2,450百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同1.7%増の1,730百万円と増収増益となり、前期に続き過去最高業績を更新する見通しとしている。

引き続き、高付加価値の都市型賃貸マンションやケーナインの通年寄与(8ヶ月分の上乗せ)が増収に寄与する。前提となる都市型賃貸マンション等の販売戸数は588戸を予定しており、すべてが既に契約済みである(2024年12月末時点)。また、「ホテル事業」についても、好調な国内旅行需要やインバウンド需要により、好調継続を見込んでいる。

利益面でも、本社オフィス移転に係る費用を含め、人的投資に関連する費用増はあるものの、増収による収益の底上げにより増益を確保する見通しだ。ただ、工事原価の上昇や支払金利の増加など厳しい収益環境を踏まえ、経常利益率は7.7%(前期は8.7%)に低下する想定となっている。

2. 弊社の見方

弊社でも、計画の前提となっている販売戸数(588戸)が既に契約済みであることや、ケーナインの業績も好調に推移していることから、同社業績予想の達成は十分に可能であると見ている。もちろん、建設工期の遅れ等が売上高の期ずれを引き起こす可能性をはじめ、建設コストの高止まりや支払金利の増加等が利益率に及ぼす影響についても注意深く見守る必要があるだろう。一方、好調なケーナインが業績の上振れ要因になる可能性も注目される。特に2026年6月期以降の業績の伸びに向けて、ケーナインとのシナジー創出(与信面でのバックアップ効果や用地情報の共有、開発エリアの拡大等)がどこまで進むのか、グループ全体の中長期的な成長性にどのようなインパクトを与えるのかといった視点から今後の動向をフォローしたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《HN》

提供:フィスコ

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