フィルC、今期経常を2.5倍上方修正
3267フィル・カンパニー【連結】
業績修正PDF
フィル・カンパニー <3267> が5月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年11月期の連結経常利益を従来予想の2億円→5億円(前期は9800万円)に2.5倍上方修正し、増益率が2.0倍→5.1倍に拡大する見通しとなった。
なお、12-5月期(上期)の経常損益は従来予想の1億9500万円の黒字(前期は2億0900万円の赤字)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
本日、販売用不動産の一つ(以下、「当該販売用不動産」という。)について売却契約の締結が完了するとともに、当...
会社側からの【修正の理由】
本日、販売用不動産の一つ(以下、「当該販売用不動産」という。)について売却契約の締結が完了するとともに、当該販売用不動産の販売額が空中店舗フィル・パーク事業における「開発販売スキーム」として過去最高販売額を更新することとなりました。当該販売用不動産については2021年1月14日の業績予想公表時点において、新型コロナウイルス感染症の影響が不透明である状況が続いていたことから、入居候補となるテナントの想定賃料収入を保守的に見積っておりました。しかしながら、当社を取り巻く事業環境は上向き、当該販売用不動産においてもテナントからの賃料収入が当初予定を上回る見込みとなったこと等を理由として、販売額も当初計画を上回ることとなりました。また、当該販売用不動産は大井町駅(東京都品川区)徒歩1分という好立地での希少な新築商業ビルであり、高いデザイン性に加え、窓面が多く換気がしやすい等、コロナ禍においてもテナント誘致に際しての優位性が高かったことも要因の一つとして挙げられます。上記の結果、2021年11月期通期連結業績予想は当初予想比、売上高11.1%増、営業利益160.0%増、経常利益150.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益380.0%増と当初予想を上回る見通しとなりました。このような状況を踏まえ、上記のとおり通期連結業績予想を修正いたしました。(注)上記の予想は、当社が現時点で入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき算出したものであり、実際の業績は様々な要因により予想値と異なる可能性があります。
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.11 | 4,500 | 200 | 200 | 50 | 9.0 | 0 | 2021-01-14 |
連結 |
| 新 2021.11 | 5,000 | 520 | 500 | 240 | 43.1 | 0 | 2021-05-27 |
連結 |
| 修正率 | +11.1 | 2.6倍 | 2.5倍 | 4.8倍 | 4.8倍 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.12-05 | 1,068 | -204 | -209 | -148 | -25.8 | 0 | 2020-07-10 |
連結 |
| 予 20.12-05 | 2,080 | 200 | 195 | 128 | 22.6 | 0 | 2021-04-13 |
連結 |
| 前年同期比 | +94.8 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.11 | 7,024 | 1,096 | 1,076 | 600 | 106.6 | 5 | 2020-01-10 |
連結 |
| 2020.11 | 3,970 | 130 | 98 | 19 | 3.4 | 0 | 2021-01-14 |
連結 |
| 予 2021.11 | 5,000 | 520 | 500 | 240 | 43.1 | 0 | 2021-05-27 |
連結 |
| 前期比 | +25.9 | 4.0倍 | 5.1倍 | 13倍 | 13倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。