<注目銘柄>=ランシステム、客単価向上が利益押し上げ
ランシステム<3326>は複合カフェ「自遊空間」が主力事業。20年6月期通期の連結経常利益は2億2000万円(前期比7.4%増)が見込まれているが、第1四半期時点での進捗率が59.5%に達しており、上振れ余地が大きい。
店舗統廃合の影響で第1四半期の売上高は21億2200万円(前年同期比1.3%減)にとどまったが、一方で経常利益は1億3100万円(同47.5%増)に伸長。顧客自身が精算などを行う「セルフ化店舗」への改装で運営コストが低減したほか、ニーズの高い個室ブースへの切り替えによる客単価向上が利益を押し上げた。
株価は昨年12月5日に1032円の高値をつけたあと調整入りとなったが、75日移動平均線がサポートラインとして機能。12月19日の直近安値865円を底に下値を切り上げる動きをみせており、上値再トライが期待される。(参)
株探ニュース