BEENOSが4年3カ月ぶり高値、20年9月期営業利益は98%増
BEENOS<3328>が急騰して一時、前日比373円(21.3%)高の2128円に買われ、実質16年8月以来の高値水準となっている。5日の取引終了後に発表した20年9月期連結決算が、売上高258億7200万円(前の期比2.4%増)、営業利益33億7600万円(同97.7%増)、純利益18億9100万円(同75.6%増)となり、期末一括配当を従来予想から2円増額し20円(前期18円)にするとしたことが好感されている。
越境ECに対して売り手、買い手双方の需要が高まりEコマース事業のクロスボーダー部門の流通総額、売上高、営業利益が過去最高となったことが牽引した。また、新規事業の創造やインバウンド消費関連企業への出資に加え、保有する営業投資有価証券の売却を進めたインキュベーション事業も好調に推移した。なお、21年9月期業績予想は非開示としている。
株探ニュース