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<動意株・19日>(大引け)=日本テレホン、RJ、ジャパニアスなど

材料
2023年12月19日 15時03分

日本テレホン<9425>=後場上げ幅拡大。午後1時ごろ、ZOA<3375>とスマートフォン・タブレット買い取りサービスについて連携を開始したと発表しており、好材料視されている。日本テレホンのリユースモバイル端末のオンライン下取りプログラムを活用し、ZOAが運営するECサイト「e-zoa.com」と連携してサービスを行うという。「e-zoa.com」のWebサイトに設置されたバナーから、「スマートトレードイン」へと遷移することで、端末の仮査定からオンライン本人確認まで、簡単に申し込み手続きができるようになる。また、「e-zoa.com」では、新しい端末の購入と同時に使用済み端末の売却が可能になるため、利用者の利便性向上と販売促進につながると期待されている。

リニューアブル・ジャパン<9522>=上昇加速で一時ストップ高。この日朝方、23年12月期業績予想の上方修正と株主優待制度の新設を発表。これらを好感した買いが集まっている。今期の売上高を267億円から330億円(前期比86.3%増)へ、営業利益を33億円から35億円(同2.7倍)へそれぞれ引き上げた。発電所売却収入や売電事業が当初計画よりも上振れする見通しとなったため。優待制度については、保有株数に応じて株主限定の特設ウェブサイトで利用できるポイントを贈呈する。2023年以降、毎年12月末または6月末に700株以上を保有する株主が対象となる

ジャパニアス<9558>=大幅高で5日続伸。18日の取引終了後、集計中の23年11月期単独業績について、売上高が従来予想の95億5900万円から98億8500万円(前の期比18.8%増)へ、営業利益が7億4700万円から8億3600万円(同36.8%増)へ、純利益が5億7100万円から6億1600万円(同39.4%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。企業及び官公庁によるITインフラ整備やDXへの積極的な投資が継続しており、第4四半期も先端エンジニアリング事業においてオンサイト型開発支援業務及び受託開発業務が好調に推移する見通しであることが要因としている。なお業績上振れに伴い、71円を予定していた期末一括配当を77円(前の期55円)にするとあわせて発表した。

サイエンスアーツ<4412>=物色人気に一時ストップ高。きょう、ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」に関し、音声通話によるテキスト化と翻訳通信技術の基本特許を米国で取得したと発表した。米国で2024年中に発売を開始するとともに、欧州やその他の国々へ展開するという。海外向けの収益拡大を期待した買いが入った。中国と欧州ではすでに特許を取得していた。今回の技術を活用することで、一時的に受話者の通信環境が悪い場合でもテキスト化した内容の確認を通じ、聞き間違えによる伝達ミスの低減を図ることができる。翻訳機能や、端末で設定した言語での読み上げ機能によって、多国籍な現場での円滑なコミュニケーションも支援する。

セキュア<4264>=大幅高で3日続伸。同社は18日取引終了後、監視カメラシステム構築を含む電気通信・電気設備に関する工事を手掛けるジェイ・ティー・エヌ(横浜市中区)の株式を取得し、子会社化すると発表。これが材料視されているようだ。取得価額(アドバイザリー費用などを含む)は7億9500万円(うち7億5000万円は借入)で、株式譲渡実行日は来年1月5日を予定。この買収は施工に関する慢性的な人手不足リスクの軽減や更なるノウハウ・専門性の獲得につながるもので、同社の競争力をより高めるとともに、中長期的な成長の確度を高めるものと期待されている。

エクサウィザーズ<4259>=大幅反発。18日の取引終了後、「exaBase 採用アシスタント」を発表し、生成AIを活用した採用業務効率化サービスに参入するとしており材料視されている。今回発表した「exaBase 採用アシスタント」は、「AIアシスタントシリーズ」の新サービスで、同社グループの生成AI技術を応用したサービス開発力と、HRテック領域で蓄積した知見やデータを掛け合わせて開発した。β版を年内に提供開始する予定で、24年4月に製品版の提供開始を予定している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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