バイク王、今期経常を42%上方修正
3377バイク王&カンパニー【連結】
業績修正PDF
バイク王&カンパニー <3377> [東証2] が6月30日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年11月期の経常利益(非連結)を従来予想の11.6億円→16.5億円(前期は8.5億円)に42.2%上方修正し、増益率が35.0%増→92.1%増に拡大する見通しとなった。
同時に、12-5月期(上期)の経常利益も従来予想の7億円→9.3億円(前年同期は2億円)に34.1%上方修正し、増益率が3.4倍→4.6倍に拡大し、従来の10期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社は、従来から進めてきた複合店(買取およびリテールを展開する店舗)における仕入力および販売力の強化をさら...
会社側からの【修正の理由】
当社は、従来から進めてきた複合店(買取およびリテールを展開する店舗)における仕入力および販売力の強化をさらに推進し、より一層お客様満足度を高めるとともに、経営基盤の強化に努めることで各展開施策が予想を上回る成果を上げることが出来ました。 また、当社が属するバイク業界におきましては、昨年より二輪免許取得者数が増加に転じる等の環境変化が起きており、新車、中古車の需要は高まってきております。この背景には、近年のアウトドアブームに加えて、コロナ禍による人々の行動の変化を映したバイク志向の高まりがあるものとみられています。 これらにより、第1四半期(12 月-2月)は、バイクの仕入および販売が好調に推移したため、課題であった赤字体質解消を達成いたしました。 第2四半期(3月-5月)においても、バイクの仕入は、高市場価値車輌の確保を継続しているため、引き続き堅調に業績が推移する見込みとなりました。 バイク販売のリテールにおいては、マーチャンダイジング施策として商品ラインアップの適正化、店舗の新規出店(2店舗)、移転・増床(3店舗)、接客力向上、売り場改善による既存店の販売力強化および通信販売の強化を推進いたしました。また、第1四半期にオンシーズン(3月-8月)に向けて優良な在庫を確保する取り組みが奏功し、堅調なリテール市場の需要にも支えられ、業績は好調に推移する見込みとなりました。ホールセールにおいても同様に、高市場価値車輌の確保を行ったことで、業績は好調に推移する見込みとなりました。 この結果、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益は過去最高を更新する見込みとなり、前回予想を大幅に上回る見込みとなりましたので、第2四半期累計期間の業績予想を修正いたします。 通期業績予想につきましても、第2四半期累計期間までの見込みに加えて、業績動向や今後の見通しを踏まえて、前回予想を修正いたします。(注)上記の予想数値は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 20.12-05 | 12,000 | 600 | 700 | 460 | 32.9 | 5.50 | 2021-03-30 |
単独 |
| 新 20.12-05 | 12,869 | 853 | 939 | 621 | 44.5 | 5.50 | 2021-06-30 |
単独 |
| 修正率 | +7.2 | +42.2 | +34.1 | +35.0 | +35.0 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.11 | 23,500 | 1,000 | 1,160 | 770 | 55.1 | 11 | 2021-03-30 |
単独 |
| 新 2021.11 | 24,700 | 1,490 | 1,650 | 1,090 | 78.1 | 11 | 2021-06-30 |
単独 |
| 修正率 | +5.1 | +49.0 | +42.2 | +41.6 | +41.5 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 19.12-05 | 10,580 | 150 | 206 | 115 | 8.3 | 2.50 | 2020-07-03 |
単独 |
| 予 20.12-05 | 12,869 | 853 | 939 | 621 | 44.5 | 5.50 | 2021-06-30 |
単独 |
| 前年同期比 | +21.6 | 5.7倍 | 4.6倍 | 5.4倍 | 5.4倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.11 | 20,119 | 210 | 359 | 205 | 14.7 | 4 | 2020-01-10 |
単独 |
| 2020.11 | 22,349 | 707 | 859 | 594 | 42.6 | 7.50 | 2021-01-12 |
単独 |
| 予 2021.11 | 24,700 | 1,490 | 1,650 | 1,090 | 78.1 | 11 | 2021-06-30 |
単独 |
| 前期比 | +10.5 | 2.1倍 | +92.1 | +83.5 | +83.4 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。