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デリカフHD Research Memo(7):2020年3月期に連結売上高400億円、経常利益11億円を目指す

特集
2018年12月25日 17時47分

■今後の見通し

3. 中期経営計画の概要

デリカフーズホールディングス<3392>は2017年2月に第三次中期経営計画「Next Change 2020」を発表している。計画最終年度となる2020年3月期までを、将来の成長を実現していくための事業基盤を構築する期間と位置付けており、2020年3月期の連結業績の目標は、売上高で40,000百万円、経常利益で1,100百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で680百万円、ROEで8.0%としている。

中期経営計画2年目となる2019年3月期については前述したとおり、売上高についてはやや上回るペースで推移しており、計画を1年前倒しで達成する可能性も出てきている。一方、経常利益については2018年3月期に続いて天候不順の影響により計画をやや下回って推移している。また、新拠点(工場1拠点、物流センター2拠点)に投下する設備投資額が3ヶ年合計で当初の想定(約30億円)に対して約54億円まで膨らみそうなこともあり、償却負担の増加分だけ利益は未達となる可能性がある。2020年3月期に新設するカット野菜の工場稼働時期次第とも言えるが、設備投資の増加はそれだけ同社の売上拡大が続いている証左でもあり、前向きに評価される。

同社は中期計画の目標を達成していくため、以下の5点を経営課題として今後取り組んでいく方針となっている。

(1) 調達部門の強化及び安定供給施策の実行

(2) インフラの構築及び幹線便の効率化

(3) 雇用難対策(人材の採用・育成・定着対策)

(4) 物流難対策(物流効率化及び売価への転嫁)

(5) 24時間365日営業からの脱却

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SF》

提供:フィスコ

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