■デリカフーズホールディングス<3392>の第五次中期経営計画

6. サステナビリティの取り組み

同社グループは、「青果物の流通を通じて、日本の農業の発展と人々の健康増進に貢献する」ことをミッションに掲げ、永続的な成長を志向するとともに、持続可能な社会の実現に貢献していく方針を打ち出している。事業活動を通じて「未来の子供たちが安全でおいしい野菜をいつでも食べられる持続可能なインフラを構築する」ことで、SDGsに貢献する考えだ。

(1) マテリアリティと取り組み内容

同社はマテリアリティとして、「天の恵みである野菜を100%使い切る」「地球環境問題への取り組み」「心身両面における健全性を実現する人的資本政策」「健康で住みやすい社会の実現」「堅確な食品安全マネジメントシステムの構築」「『損得の前に善悪』で考える公正かつ堅確な企業運営の実践」の6項目を特定し、その取り組みを推進している。

(2) ダイバーシティ＆インクルージョンの取り組み

ダイバーシティ＆インクルージョンの取り組みとして、次世代リーダーの育成や女性の活躍推進、多様な働き方への制度拡充などを推進しているほか、専門人財のキャリア採用、グローバル人財、志高き人財の採用を積極的に推進することで、持続的成長を実現するための経営基盤を一段と強化する方針だ。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　佐藤　譲）

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提供：フィスコ

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