山岡家は続落、来店客数好調で通期業績予想を上方修正も全体相場にツレ安
丸千代山岡家<3399>は続落。前週末13日取引終了後に25年1月期通期単独業績予想について、売上高を300億円から330億円(前期比24.6%増)へ、営業利益を22億7900万円から30億5000万円(同47.8%増)へ、最終利益を15億7200万円から21億円(同46.6%増)へ上方修正しており、朝方はこれを受けた買いが先行したものの、全体軟調相場にツレ安する展開となっている。
同社は北海道、北関東を中心にラーメンチェーンを全国展開。人流の活発化やインバウンド需要の増加を追い風に情報発信及び販売促進、期間限定商品の継続的販売など新規顧客・リピーター獲得に注力した結果、来店客数・既存店売上高が計画を大きく上回った。また、7月に値上げを実施したことも奏功し、上期として売上高・各利益ともに過去最高となったことを業績予想に反映させた。
同時に発表した上期決算は、売上高156億3300万円(前年同期比34.6%増)、営業利益15億2900万円(同3.2倍)、最終利益10億8600万円(同3.5倍)だった。なお、今期の経常利益予想(31億円)が6月に発表した中期経営計画(25年1月期~27年1月期)の最終年度の同利益目標(30億7000万円)を上回る見込みとなったことから、中計の更新を行うとしている。
株探ニュース