山岡家が一時400円超の大幅高、インバウンド需要取り込みラーメン絶好調で業績見通しを上方修正
丸千代山岡家<3399>が大幅高。カイ気配スタートとなり一時405円高の4930円まで上値を伸ばす場面があった。前週末に続き上場来高値を大きく更新している。関東、北海道、東北などをはじめ郊外型のラーメン専門店を展開しており、積極的な出店戦略を背景に業績は急成長を続けている。前週末13日取引終了後、同社は25年1月期の業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の330億円から345億円(前期比30%増)に、営業利益は30億5000万円から37億円(同79%増)にそれぞれ増額した。円安効果も背景に引き続きインバウンド需要が売り上げを押し上げている。好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の5円から6円(前期実績は株式分割後修正で実質5円)に上乗せした。収益上方修正を拠りどころに上値を見込んだ短期筋の買いを呼び込んでいる。
株探ニュース