北日紡、上期経常を一転黒字に上方修正
3409北紡【連結】
業績修正PDF
北日本紡績 <3409> [東証S] が11月13日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の900万円の赤字→200万円の黒字(前年同期は6600万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
なお、通期の経常損益は従来予想の1500万円の黒字(前期は9200万円の赤字)を据え置いた。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年3月期第2四半期連結累計期間の業績につきましては、テキスタイル事業において委託加工先のスペースと...
会社側からの【修正の理由】
2024年3月期第2四半期連結累計期間の業績につきましては、テキスタイル事業において委託加工先のスペースと人手が不足している影響から、染色及び出荷作業への遅れが継続していること、リサイクル事業において中国市場を中心としたリサイクル市場の需給悪化により、販売数量が計画より遅れていることで売上高の実績は前回発表予測を下回る見込みです。 利益面では、上記の売上高の減少に対して高利益率の商材へとシフトしたことで売上総利益率が好転し、また、販売費及び一般管理費は計画通りの水準で発生したことにより、営業利益は前回発表予想から若干の減少に留まる見込みです。さらに、上記「営業外収益(為替差益)の内容について」のとおり計画には織り込んでいなかった円安の影響により多額の為替差益が発生したこと、補助金の受給額が計画時想定を上回ったこと、及び第2回新株予約権について発行時計画に反して新株予約権戻入益が発生したことで、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前回発表予測を上回る見込みとなりました。 なお、2024年3月期通期の業績予想につきましては、現時点では、外部環境に依然不透明な状況が継続していること等を踏まえ、慎重に修正の要否を判断しております。修正を行う場合は速やかにお知らせいたします。
業績予想の修正
今上期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.04-09 | 667 | -14 | -9 | -9 | -0.5 | 0 | 2023-05-15 |
連結 |
| 新 23.04-09 | 628 | -14 | 2 | 1 | 0.1 | 0 | 2023-11-13 |
連結 |
| 修正率 | -5.8 | 0.0 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期の業績予想
上期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.04-09 | 551 | -81 | -66 | -89 | -5.2 | 0 | 2022-11-14 |
連結 |
| 予 23.04-09 | 628 | -14 | 2 | 1 | 0.1 | 0 | 2023-11-13 |
連結 |
| 前年同期比 | +14.0 | 赤縮 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022.03 | 830 | -140 | -129 | -128 | -7.9 | 0 | 2022-05-16 |
連結 |
| 2023.03 | 1,185 | -154 | -92 | -271 | -15.5 | 0 | 2023-05-15 |
連結 |
| 予 2024.03 | 1,450 | 8 | 15 | 15 | 0.8 | 0 | 2023-05-15 |
連結 |
| 前期比 | +22.4 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。