SUMCOがマド開け急伸、2年3か月ぶりの2000円大台復帰果たす
SUMCO<3436>がマドを開けて大幅高、一時7.8%高の2100円まで買われる人気となり今年のコロナショックで全体相場が暴落した直前の2月21日につけた高値1983円を上抜き約9カ月ぶりに年初来高値を更新した。同社株が2000円大台に乗せたのは2018年8月以来、約2年3カ月ぶりとなる。半導体シリコンウエハー大手メーカーだが、新型コロナウイルスの感染拡大のなかも、データセンター増設や5G関連投資などを受けた半導体需要は旺盛で、同社にもその恩恵が及んでいる。特にスマートフォンの高機能化などを背景に大口径の300ミリウエハーの需要が高水準で、21年12月期以降の業績急回復を見込んだ買いを呼び込む格好となっている。
株探ニュース