SUMCOは15連騰、半導体関連出遅れでファンド買い観測
SUMCO<3436>が異彩の上昇トレンドを形成している。株価はついに15連騰となった。しかも11月2日以降きょうまでの1カ月間で、下落した日は何と2日間しかない。シリコンウエハーでは信越化学工業<4063>と双璧の存在で、半導体関連の出遅れとして一気に水準訂正の動きが進んでいるが、「この背景には海外ファンドのポートフォリオ組み込みによる継続的な実需買いが観測されている」(準大手証券ストラテジスト)という。新値街道を走っているものの2018年1月の高値3345円からみても依然として上値余地が大きい。なお、信越化は前日に上場来高値をつけるなど株価面で大きく先行している。SUMCOの最高値は07年7月につけた6730円。
株探ニュース