信和が急反落、23年3月期業績及び配当予想を下方修正
信和<3447>が急反落している。14日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を170億円から150億円(前期比6.6%減)へ、営業利益を22億円から16億円(同25.1%減)へ、純利益を14億6500万円から10億8000万円(同25.7%減)へ下方修正し、あわせて期末一括配当予想を43円から32円へ引き下げたことが嫌気されている。
建築資材の高騰状況が継続していることなどを受けて、仮設資材をレンタルで調達する志向が強まっていることから仮設資材レンタル企業からの需要は堅調に推移したものの、仮設資材を自社保有する企業からの需要は足踏み感がみられ、売上高が減少していることが要因。また、22年9月に開示した元従業員による不適切行為に伴い、対象拠点の営業・管理体制を刷新した結果、同拠点における売上高が減少したことも響く。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高121億3000万円(前年同期比4.0%減)、営業利益13億8900万円(同26.8%減)、純利益9億3200万円(同27.8%減)だった。
株探ニュース