ケイアイ不が一時S高、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
ケイアイスター不動産<3465>が急騰し一時ストップ高の7160円に買われている。9日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1850億円から1900億円(前期比22.0%増)へ、営業利益を200億円から243億円(同93.4%増)へ、純利益を130億円から150億円(同96.9%増)へ上方修正し、あわせて115円を予定していた期末配当予想を130円に引き上げると発表したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症拡大を背景としたライフスタイルの変化に伴う持ち家志向の高まりが継続しており、強い需要を背景に利益率が上昇していることに加えて、ITインフラの活用(ミツカルプロなどの活用)により生産性が向上し収益性が高まっていることが寄与する。なお、年間配当は245円(前期139円)を予定している。
第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高914億8700万円(前年同期比38.6%増)、営業利益124億1300万円(同3.3倍)、純利益77億6400万円(同3.5倍)だった。
株探ニュース