グッドコムAが大幅高、不動産株人気に乗り低PER・高配当利回りで見直し
グッドコムアセット<3475>が大幅高で800円台半ばに急浮上してきた。昨年12月初旬に前期(23年10月期)業績の下方修正を嫌気され急落したが、600円近辺で大口資金が拾う形で下げ止まり、その後は目先筋の売り物をこなしつつ次第高の展開に変わった。24年10月期は営業利益で2.5倍化が見込まれている。ここ不動産株全般が水準を切り上げ、きょうも業種別騰落で「不動産」は33業種中値上がり率トップとなっており、都内で投資用マンションの企画・開発・販売を手掛ける同社株にも上値を見込んだ買いが観測される。時価予想PERは7倍台で、配当利回りも4%を超える水準。1000円未満の株価に買いやすさがあるほか、10月期決算のため足もと駆け込みでの配当権利取り目的の買いは誘導されないものの、インカムゲイン狙いの動きも株価上昇を後押ししている。
株探ニュース