3480東証P貸借
業種 不動産業

ジェイ・エス・ビー 株価材料ニュース

2,784
-65
-2.28%
業績
(15:00)
PTS

取引時間外 (ー)
株価は20分ディレイ

ジェイ・エス・ビー Research Memo(5):収益性指標は業界平均を上回る

特集
2018年2月15日 15時35分

■業績動向

2. 財務状況と経営指標

ジェイ・エス・ビー<3480>の2017年10月期末の資産合計は27,221百万円(前期末比3,579百万円増)となった。流動資産8,681百万円(同1,397百万円増)は、主として現金及び預金が1,973百万円増加したことによる。固定資産18,540百万円(同2,181百万円増)は、主に有形固定資産が2,029百万円増加したことによる。他方、固定負債11,058百万円(同753百万円増)は、主として長期借入金が761百万円増加したことによる。純資産9,267百万円(同2,783百万円増加)は、上場による増資で資本金が593百万円、資本剰余金が593百万円増加したこと、親会社株主に帰属する当期純利益1,550百万円を計上したことなどによるものである。

以上の結果、自己資本比率は前期の27.4%から34.0%に上昇し、ネットD/Eレシオも1.5倍から1.1倍に低下するなど、財務の安全性が高まった。自己資本比率は、東証1部・2部、マザーズ、JASDAQにおける2016年度不動産業平均の31.0%を上回っている。また、収益性面では、売上高経常利益率が6.1%から7.2%に上昇した。さらに、ROA(総資産経常利益率)10.4%、ROE(自己資本当期純益率)19.7%も、不動産業平均の4.5%、9.4%を大きく上回り、同社の収益性は極めて高いと評価できる。

2017年10月期末の現金及び現金同等物の残高は、前期末比2,389百万円増加し、7,335百万円となった。営業活動による資金の増加2,871百万円(前期は2,063百万円の増加)は、主に税金等調整前当期純利益2,604百万円、非資金項目である減価償却費621百万円及び法人税等の支払額879百万円などによるものである。投資活動により使用した資金1,620百万円(同2,847百万円の使用)は、有形固定資産の取得(自社所有物件の新規開発)による支出2,188百万円及び定期預金の払戻しによる収入778百万円などによるものである。財務活動による資金の増加1,137百万円(同1,069百万円の増加)は、長期借入れによる収入2,550百万円、長期借入金の返済による支出2,195百万円及び株式の発行(新規上場に伴う公募増資・第三者割当増資)による収入1,187百万円などによるものである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

《HN》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる