アズ企画設計が急反落、第1四半期は営業赤字幅が拡大して着地
アズ企画設計<3490>が急反落している。10日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)単独決算が、売上高1億9800万円(前年同期比47.7%減)、営業損益1億8300万円の赤字(前年同期1億8100万円の赤字)、最終利益1億5900万円(同1億4400万円の赤字)となり、営業赤字幅が拡大したことが嫌気されている。
主力の不動産販売事業で、販売件数が0件と売り上げが立たなかったことが要因。ただ、仕入れを積極的に進めていたためであり、将来の売り上げの源泉である販売用不動産在庫は過去最高となる63億円まで積み上がったとしており、これを第2四半期以降販売するため24年2月期通期業績予想は、売上高118億9200万円(前期比26.9%増)、営業利益6億4800万円(同31.0%増)、純利益6億6600万円(同35.1%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース