マリオン、前期経常を45%上方修正、配当も3円増額
3494マリオン【連結】
業績修正PDF
マリオン <3494> [東証S] が10月23日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。23年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億1000万円→1億5900万円(前の期は9000万円)に44.5%上方修正し、増益率が22.2%増→76.7%増に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常損益も従来予想の6200万円の赤字→1300万円の赤字(前年同期は3100万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の11円→14円(前の期は10円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社の2023年9月期通期業績につきましては、原材料価格の高騰、光熱費、保険料の上昇等の影響はあったものの...
会社側からの【修正の理由】
当社の2023年9月期通期業績につきましては、原材料価格の高騰、光熱費、保険料の上昇等の影響はあったものの、一般管理費等が当初計画を下回る見込みとともに、低稼働物件の売却等が功を奏し営業利益は、381百万(41.1%増)となりましたが、営業外費用等の増加により経常利益は、159百万(44.5%増)当期純利益は121百万(72.9%増)となり当初想定を上回る収益の改善が進み、上方修正することとなりました。
当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして位置付けております。経営基盤の長期安定に向けた財務体質の強化および既存事業の継続的な発展に向けた内部留保を勘案し、経営成績および財政状態等に応じた株主への適切な利益還元策を、柔軟に検討し実施することを基本方針としております。 2023年9月期につきましては、「業績予想の修正について」のとおり、当期純利益について期初予想を大幅に上回ることが見込めるため、利益配分方針を総合的に勘案した結果、直近の配当予想の1株あたり11円から3円増配の1株あたり14円とすることといたしました。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。※上記の予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいております。実際の業績は、様々な要因により予想数値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 23.04-09 | 748 | -36 | -62 | -49 | -6.3 | 2.20 | 2023-05-15 |
単独 |
| 新 23.04-09 | 748 | 75 | -13 | 2 | 0.3 | 2.80 | 2023-10-23 |
単独 |
| 修正率 | 0.0 | 黒転 | 赤縮 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.09 | 2,800 | 270 | 110 | 70 | 8.9 | 2.20 | 2022-11-14 |
単独 |
| 新 2023.09 | 2,800 | 381 | 159 | 121 | 15.5 | 2.80 | 2023-10-23 |
単独 |
| 修正率 | 0.0 | +41.1 | +44.5 | +72.9 | +72.9 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 22.04-09 | 797 | 32 | -31 | -22 | -2.8 | 2 | 2022-11-14 |
単独 |
| 予 23.04-09 | 748 | 75 | -13 | 2 | 0.3 | 2.80 | 2023-10-23 |
単独 |
| 前年同期比 | -6.1 | 2.3倍 | 赤縮 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.09 | 1,841 | 293 | 129 | 87 | 11.2 | 1.80 | 2021-11-12 |
単独 |
| 2022.09 | 2,159 | 226 | 90 | 60 | 7.7 | 2 | 2022-11-14 |
単独 |
| 予 2023.09 | 2,800 | 381 | 159 | 121 | 15.5 | 2.80 | 2023-10-23 |
単独 |
| 前期比 | +29.7 | +68.6 | +76.7 | 2.0倍 | 2.0倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。