農業総研は急反発、第1四半期営業損益が黒字転換
農業総合研究所<3541>は急反発している。前週末13日の取引終了後に発表した第1四半期(9~11月)単独決算が、売上高14億2000万円(前年同期比8.4%増)、営業利益5200万円(前年同期2100万円の赤字)、最終利益3800万円(同1400万円の赤字)となり、営業損益が黒字転換したことが好感されている。
農家の直売所事業において、関東の出荷拠点で出荷手数料の改定を行ったことに加えて、買い取り委託の精査・抑制により販売手数料が減少したことが寄与した。また、産直卸事業で既存取引先の約8割から継続発注があり、ストックビジネス化が進展していることも寄与した。
なお、23年8月期通期業績予想は、売上高60億~65億円(前期比15.5%~25.2%増)、営業利益2000万~5000万円(前期1億2300万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース