リネットJ、前期経常を62%上方修正・2期ぶり最高益更新へ
3556リネットジャパングループ【連結】
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リネットジャパングループ <3556> [東証M] が11月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年9月期の連結経常利益を従来予想の3.1億円→5億円(前の期は2.4億円)に61.6%上方修正し、増益率が28.6%増→2.1倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の2.4億円の黒字→2億円の黒字(前の期は16億円の赤字)に19.7%下方修正した。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の400万円の赤字→1.8億円の黒字(前年同期は1.3億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、40.6%増益計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(国内Re事業) 新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、Re事業では「巣ごもり需要」の獲得により引き...
会社側からの【修正の理由】
(国内Re事業) 新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を受け、Re事業では「巣ごもり需要」の獲得により引き続き業績が進捗し、更にリサイクル事業においては内定済を含めると全国自治体との連携は500件の規模に到達をいたしました。この国内のコアとなる事業進捗により、マーケティング戦略投資を強化しましたが、そのコスト増加を打ち返し、期初予想を大幅に上回る利益増加を実現しました。(海外金融・HR事業) 海外金融・HR事業ではカンボジアでも新型コロナウイルス感染症の影響が継続したことにより資産規模、売上拡大に対しては抑制的な運用を行いましたが、一方で、前期任意評価性の貸倒損失引当として大幅な損失処理を行いました車両販売事業における不良債権の回収と処理が順調に進み計画以上の信用コストの大幅な圧縮が進みました。 親会社株主に帰属する当期純利益については、マイクロファイナンス事業強化の方針から、関係会社に対する外部潜在持分を取得消去したことにより発生した特別損失の影響から、期初予想を下回る見込みであります。 以上の結果、連結営業利益、連結経常利益は、期初予想を上回る見込みとなりましたことから、2021年9月期の連結業績予想を修正することといたしました。(注)上記予想は、本資料発表時点における入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.04-09 | 4,025 | 5 | -4 | 148 | 12.1 | 0 | 2021-05-14 |
連結 |
| 新 21.04-09 | 3,968 | 168 | 187 | 99 | 8.2 | 0 | 2021-11-09 |
連結 |
| 修正率 | -1.4 | 34倍 | 黒転 | -33.1 | -32.1 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.09 | 7,807 | 355 | 310 | 249 | 20.3 | 0 | 2021-02-15 |
連結 |
| 新 2021.09 | 7,750 | 518 | 501 | 200 | 16.6 | 0 | 2021-11-09 |
連結 |
| 修正率 | -0.7 | +45.9 | +61.6 | -19.7 | -18.5 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.04-09 | 3,238 | 183 | 133 | -1,642 | -152.7 | 0 | 2020-11-13 |
連結 |
| 予 21.04-09 | 3,968 | 168 | 187 | 99 | 8.2 | 0 | 2021-11-09 |
連結 |
| 前年同期比 | +22.5 | -8.2 | +40.6 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.09 | 8,569 | 429 | 386 | 247 | 25.3 | 0 | 2019-11-14 |
連結 |
| 2020.09 | 6,836 | 214 | 241 | -1,602 | -149.0 | 0 | 2020-11-13 |
連結 |
| 予 2021.09 | 7,750 | 518 | 501 | 200 | 16.6 | 0 | 2021-11-09 |
連結 |
| 前期比 | +13.4 | 2.4倍 | 2.1倍 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。