東海染が年初来高値を更新、今期営業益9.6倍の計画を材料視
東海染工<3577>が後場に上げ幅を拡大し、年初来高値を更新した。この日、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。営業利益は前期比9.6倍の5億円、最終損益は2億円の黒字(前期は1億円の赤字)になる見通しを示し、材料視されたようだ。
売上高は同7.2%増の140億円を見込む。染色加工事業では生産性の向上や適正な価格改定・転嫁を進める方針。国内では同業他社の廃業や生産規模縮小に伴う発注要望の高まりや、産業用ユニフォーム関連を積極的に取り込み、受注拡大を図る。保育サービス事業については、こども家庭庁が推進する政策に則った子育て支援事業への参画を目指すとしている。
株探ニュース