川本産業は大幅続落、第１四半期営業益５６％減で上半期計画進捗率２５％
川本産業<3604>が大幅に５日続落となっている。同社は３日取引終了後、２３年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算を発表。営業利益は前年同期比５５．９％減の８１００万円となり、上半期計画３億３０００万円に対する進捗率が２４．５％にとどまったことが嫌気されているようだ。
綿糸価格や電力料金の高騰による製造原価の増大、仕入れ商品価格の上昇、国内卸売事業の売り上げ拡大に伴う物流費の増加などが影響した。一方、感染管理製品や口腔ケア製品の拡販などに注力したことから、売上高は同０．８％増の７５億６６００万円で着地した。上半期及び通期の業績予想については、従来計画を据え置いている。
株探ニュース