TSIHDが急騰、上限5.8%の自社株買いと第3四半期最終益の通期計画超過を好感
TSIホールディングス<3608>が急騰している。前週末の13日取引時間終了後に発表した23年2月期第3四半期累計(3~11月期)の連結最終利益が通期計画を上回って着地したことに加え、自社株買いの実施などを発表しており、好感されたようだ。
同社は取得総数500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.8%)、取得総額20億円を上限に、自社株買いを実施する。取得期間は1月16日から9月29日で、取得した株式の全数を10月31日に消却する予定。また、3~11月期の売上高は前年同期比11.1%増の1154億600万円、最終利益は同15.4%減の46億2100万円だった。最終利益は通期計画(前期比2.3倍の24億円)を上回った。
更に、同社は3年以上長期保有する株主を対象とした既存の優待制度に加え、毎年2月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、同社ブランドの株主限定品などのなかから株主が優待内容を選択可能な「えらべる株主優待制度」を新設すると発表した。
株探ニュース