コーテクHDは軟調、最終利益の大幅増額も上値重い展開で一時大台割れ
コーエーテクモホールディングス<3635>は軟調、一時フシ目の2000円大台を割り込む場面があり、連日の年初来安値更新となった。同社は前日の取引終了後、24年3月期上期(23年4~9月)業績予想の修正を発表、最終利益は従来計画の125億円から165億円(前年同期比21%増)に大幅増額した。金融市場の動向に対応したポートフォリオの組み換えが奏功し、営業外収支の改善が寄与する形となった。ただ、トップラインと営業利益は従来計画から減額しており、上値を積極的に買う動きにはつながらなかった。
株探ニュース