<注目銘柄>=ファインデックス、医療機関の投資意欲回復が追い風
ファインデックス<3649>は、大規模病院などに各種システムを提供。医療用データマネジメントシステム「クライオ」や院内ドキュメント作成・データ管理システム「ドキュメーカー」から放射線部門システムまでを含めた統合ソリューションをワンストップで提供できることが強みとなっている。
昨年の診療報酬改定などで医療機関の投資意欲が回復傾向にあることが追い風となり、11月14日には19年12月期通期の連結経常利益見通しを従来の6億3000万円から7億円(前期比17.9%増)に上方修正。最適治療の提供や異なる医療領域の情報統合など医療情報の更なる利活用が求められるなか、来期も堅調な業績が見込めそうだ。
株価は11月14日につけた直近安値896円を底に下値を切り上げる展開で、日足チャートでは一目均衡表の雲の上限を突破。8月20日の年初来高値1158円奪回からの一段高に期待したい。(参)
株探ニュース