エムアップが続急伸、第3四半期営業利益57%増で通期計画上回る
エムアップホールディングス<3661>が続急伸している。前週末12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年4~12月)連結決算が、売上高91億8500万円(前年同期比13.3%増)、営業利益9億1200万円(同57.2%増)、純利益5億6200万円(同69.5%増)となり、営業利益が通期計画を上回って着地したことが好感されている。
引き続き中止や延期となった音楽ライブ、イベントで販売予定だった商品の取り扱いが増加したEC事業が牽引役となった。また、コンテンツ事業で新規ファンクラブ・ファンサイトの開設を進めたことや、ファンクラブ入会への動機づけをするためのポータルメディア「Fanpla」を開設したことなども寄与した。
なお、21年3月期通期業績予想は、売上高120億円(前期比8.5%増)、営業利益8億2000万円(同12.4%増)、純利益5億6000万円(同19.1%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース