アートSHDがカイ気配スタート、上期営業利益が従来予想及び通期計画を上回る
アートスパークホールディングス<3663>がカイ気配スタートとなっている。前週末7日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高30億700万円(前年同期比18.7%増)、営業利益3億5800万円(同56.4%増)、純利益2億700万円(同21.2%増)となり、従来予想の営業利益1300万円を大きく上回り、また通期計画を超過したことが好感されている。
クリエイターサポート事業を展開している子会社セルシスが提供する、デジタル技術でコンテンツの制作から閲覧までを支援する製品・ソリューションへの需要が全世界で高まったことが牽引役となった。また、「CLIP STUDIO PAINT」のiPad版及びiPhone版で提供していたサブスクリプションモデルの課金システムを、新たにWindows及びMacOSなどパソコン環境向けにも提供し始めたことや、収益性の高い売り上げが計上されたことなども寄与した。
なお、売上高58億2600万円(前期比8.2%増)、営業利益3億400万円(同26.1%増)、純利益2億5600万円(同6.2%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース