セルシスが急反落、23年12月期は増収増益で増配見込むもUI/UX事業譲渡の影響を警戒
セルシス<3663>が急反落している。23年12月期連結業績予想で売上高84億7600万円(前期比12.4%増)、営業利益15億7300万円(同7.3%増)、純利益10億8400万円(同3.4%増)を見込み、年間配当予想を前期比1円増の9円としたものの、同時に加賀FEI(横浜市港北区)とUI/UX事業の譲渡に向けて基本合意したと発表しており、その影響が不透明なことが嫌気されているようだ。
イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」を中心とする主力のコンテンツ制作ソリューション事業で、海外展開やサブスクリプション契約増に向けた取り組みを加速させる。また、現時点ではUI/UX事業の収益改善を見込むとしている。
22年12月期決算は、売上高75億4300万円(前の期比9.5%増)、営業利益14億6500万円(同6.3%増)、純利益10億4700万円(同14.3%減)だった。
株探ニュース