イルグルム、前期営業を3.4倍上方修正、未定だった配当は無配継続
3690イルグルム【連結】
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イルグルム <3690> [東証M] が11月1日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。19年9月期の連結営業損益を従来予想の2500万円の黒字→8400万円の黒字(前の期は9800万円の赤字)に3.4倍上方修正した。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結営業損益も従来予想の400万円の黒字→6300万円の黒字(前年同期は2800万円の赤字)に16倍増額した計算になる。
同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前の期は無配)とし、無配継続する方針とした。
※業績予想がレンジで開示されている場合は、レンジの中央値に基づいて記事を作成しています。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1) 連結業績予想売上高は、DMP 事業の縮小及び新規獲得が計画比で伸び悩んだこと等により、前回予想を下...
会社側からの【修正の理由】
(1) 連結業績予想売上高は、DMP 事業の縮小及び新規獲得が計画比で伸び悩んだこと等により、前回予想を下回る2,204 百万円となる見込みです。利益面は広告宣伝費の効率的な運用、人員採用計画の一部見直しにより販売費及び一般管理費が削減されたことから、営業利益は前回予想を上回る84 百万円となる見込みであり、経常利益は支払利息の計上等により79 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は訴訟関連費用の特別損失計上等により▲34 百万円となる見込みです。(2) 個別業績予想(前期実績値との差異)個別業績につきましては、商流プラットフォーム事業を連結子会社に移管したことにより売上高の増加が小幅となりましたが、マーケティングプラットフォーム事業の売上増加に伴いコスト構造の改善が進み、営業利益、経常利益は大幅に前期を上回り黒字となる見込みです。しかしながら、訴訟関連費用の特別損失計上等により前期に続き当期純損失を計上する見込みです。
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題と認識しており、今後の業績の推移や財務状況等を考慮したうえで、将来の事業展開のための内部留保等を総合的に勘案しながら配当を検討していく方針です。しかしながら、「1.業績予想の修正及び個別業績予想と前期実績の差異について」に記載のとおり、訴訟関連費用の特別損失計上等により当期純損失を計上する見込みとなったことから、これまで未定としておりました2019 年9月期の配当予想につきましては、誠に遺憾ながら無配に修正させていただきます。(注) 上記予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 19.04-09 | 1,219 | 4 | ー | ー | - | - | 2019-05-08 |
連結 |
| 新 19.04-09 | 1,123 | 63 | 62 | 12 | 2.0 | 0 | 2019-11-01 |
連結 |
| 修正率 | -7.9 | 16倍 | - | - | - | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.09 | 2,300 | 25 | ー | ー | - | - | 2019-02-06 |
連結 |
| 新 2019.09 | 2,204 | 84 | 79 | -34 | -5.5 | 0 | 2019-11-01 |
連結 |
| 修正率 | -4.2 | 3.4倍 | - | - | - | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 18.04-09 | 927 | -28 | -34 | -30 | -4.8 | 0 | 2018-11-06 |
連結 |
| 予 19.04-09 | 1,123 | 63 | 62 | 12 | 2.0 | 0 | 2019-11-01 |
連結 |
| 前年同期比 | +21.1 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.09 | 1,719 | 92 | 106 | 72 | 11.6 | 5 | 2017-11-06 |
連結 |
| 2018.09 | 1,804 | -98 | -115 | -88 | -14.0 | 0 | 2018-11-06 |
連結 |
| 予 2019.09 | 2,204 | 84 | 79 | -34 | -5.5 | 0 | 2019-11-01 |
連結 |
| 前期比 | +22.2 | 黒転 | 黒転 | 赤縮 | 赤縮 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。