FFRIが急騰演じる、政府が国産ソフト優先調達のサイバー防衛策打ち出す
FFRIセキュリティ<3692>が全般軟調地合いの間隙を縫ってカイ気配で始まり、寄り後も水準を切り上げ前日比16%高の2947円まで駆け上がる場面があった。直近5日・25日移動平均線のデッドクロスを示現したばかりだが、一気に切り返す展開となっている。政府は経済安全保障の観点から新たなサイバーセキュリティー対策をまとめるとの報道がセキュリティー関連株の刺激材料となった。そのなか、経済産業省は近く「サイバーセキュリティ産業振興戦略」を初めて打ち出す見通しで、国産ソフトを優先調達することを柱に海外製ソフトに依存する現状からの脱却を主眼としていることが伝わった。独自開発の標的型攻撃に特化した純国産エンドポイントソフト「ヤライ」を展開するFFRIはその急先鋒として注目された形だ。
株探ニュース