SHIFTが急落し年初来安値を更新、12~2月期経常13%減益で売りを促す
SHIFT<3697>が大幅に4日続落し、年初来安値を更新した。11日の取引終了後、24年8月期第2四半期累計(23年9月~24年2月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比29.6%増の523億500万円、経常利益は同10.6%減の48億3300万円となった。最終利益は同36.2%増の29億7700万円と増益となり、それぞれレンジで開示していた予想の範囲内となったが、直近3カ月間の経常利益の減益率は13%と中間期よりも高く、業況を懸念した売りを促したようだ。9~2月においては、案件の獲得遅延に伴う稼働率の低下が響いたほか、M&Aの推進によるアドバイザリー費用など一過性のコストが発生した。
株探ニュース