インタートレ、前期経常を一転黒字に上方修正
3747インタートレード【連結】
業績修正PDF
インタートレード <3747> [東証2] が11月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年9月期の連結経常損益を従来予想の5400万円の赤字→2200万円の黒字(前の期は8300万円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3400万円の赤字→4200万円の黒字(前年同期は1100万円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2021年9月期の通期の業績予想について、売上高は、2021年8月10日に公表した連結業績予想とほぼ同水準...
会社側からの【修正の理由】
2021年9月期の通期の業績予想について、売上高は、2021年8月10日に公表した連結業績予想とほぼ同水準で推移する見込みです。営業利益は、固定費の削減に努めた他、受注から納品までのリードタイムの短縮に取り組み開発効率の改善を図った結果、前回予想を上回る見込みです。経常利益については、当社の持分法適用会社であるデジタルアセットマーケッツの持分法投資損失を計上するものの、営業利益の上振れの影響により、前回予想の△54百万円の経常損失から22百万円の経常利益へと黒字転換する見込みです。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、デジタルアセットマーケッツが第三者割当増資を行ったことにより持分変動利益を計上した為、前回予想を大幅に上回る見込みです。1. 営業外費用(持分法による投資損失)の計上当社の持分法適用会社である株式会社デジタルアセットマーケッツ(以下、デジタルアセットマーケッツ)の決算報告に基づき、当第4四半期連結会計期間において、持分法による投資損失46,734千円を営業外費用として計上いたしました。この計上により、2021年9月期第4四半期連結累計期間において持分法による投資損失は199,921千円であります。2. 特別利益(持分変動利益)の計上2021年9月期第4四半期連結会計期間において、当社の持分法適用会社であるデジタルアセットマーケッツが増資したことにより、持分変動利益71,256千円を特別利益として計上しました。この計上により、2021年9月期第4四半期連結累計期間において持分変動利益は227,959千円であります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.04-09 | 1,215 | 69 | -34 | 54 | 7.5 | 0 | 2021-08-10 |
連結 |
| 新 21.04-09 | 1,172 | 139 | 42 | 177 | 24.7 | 0 | 2021-11-11 |
連結 |
| 修正率 | -3.5 | 2.0倍 | 黒転 | 3.3倍 | 3.3倍 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2021.09 | 2,200 | 149 | -54 | 78 | 10.9 | 0 | 2021-08-10 |
連結 |
| 新 2021.09 | 2,157 | 219 | 22 | 201 | 28.1 | 0 | 2021-11-11 |
連結 |
| 修正率 | -2.0 | +47.0 | 黒転 | 2.6倍 | 2.6倍 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.04-09 | 1,206 | 53 | -11 | 53 | 7.5 | 0 | 2020-11-13 |
連結 |
| 予 21.04-09 | 1,172 | 139 | 42 | 177 | 24.7 | 0 | 2021-11-11 |
連結 |
| 前年同期比 | -2.8 | 2.6倍 | 黒転 | 3.3倍 | 3.3倍 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019.09 | 1,791 | -413 | -411 | -408 | -56.8 | 0 | 2019-11-14 |
連結 |
| 2020.09 | 2,195 | 19 | -83 | 50 | 7.1 | 0 | 2020-11-13 |
連結 |
| 予 2021.09 | 2,157 | 219 | 22 | 201 | 28.1 | 0 | 2021-11-11 |
連結 |
| 前期比 | -1.7 | 12倍 | 黒転 | 4.0倍 | 4.0倍 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。