3762東証P貸借
業種 情報・通信業

テクマトリックス 株価材料ニュース

1,859
+52
+2.88%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

テクマト Research Memo(5):2023年3月期第2四半期累計業績は過去最高を更新。医療システム事業がけん引

特集
2022年12月29日 16時35分

■業績動向

1. 2023年3月期第2四半期累計業績の概要

テクマトリックス<3762>の2023年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上収益で前年同期比28.5%増の20,743百万円、営業利益で同19.6%増の1,915百万円、税引前利益で同19.7%増の1,914百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益で同1.7%増の1,063百万円となり、売上収益、営業利益、税引前利益で過去最高を更新した。親会社の所有者に帰属する四半期利益の増益率が低くなったのは、PSPの利益増により非支配持分四半期利益が前年同期の65百万円から246百万円に拡大したことによる※。また、会社計画比では売上収益、営業利益、税引前利益で上回ったものの、利益の上振れ要因がPSPだったため、親会社の所有者に帰属する四半期利益については若干未達となった(非支配持分四半期利益が計画比で増加)。

※同社のPSPへの出資比率は50.02%。前年同期の旧NOBORIへの出資比率は66.66%であり、出資比率が低下したことも非支配持分四半期利益が増加した一因となっている。

事業セグメント別で見ると、売上収益では情報基盤事業と医療システム事業がけん引役となったが、営業利益では情報基盤事業、アプリケーション・サービス事業の減益を医療システム事業の増益でカバーした。また、受注ベースでは3事業すべてが好調に推移し、前年同期比43.7%増の30,738百万円と過去最高を大幅に更新し、受注残高も前年同期末比40.9%増の49,926百万円と1年分以上積み上がった。

なお、2023年3月期第2四半期累計業績では一時費用として販管費に本社移転関連費用約約84百万円(計画に織り込み済み、2022年12月の新本社移転に関連した費用、第3四半期にも約1億円計上予定)、退職給付費用等約78百万円(新人事制度導入に伴う退職給付費用の引当不足分)を計上したほか、その他の費用としてPSPの地方拠点統廃合に伴う減損損失約15百万円を計上した。これら一時費用を除けば営業利益は前年同期比30.7%増だったことになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《NS》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる