システムズ・デザイン<3766>は7日、2023年5月12日に公表した2024年3月期の通期業績予想及び期末配当予想を修正したことを発表。

連結業績は、システム開発事業は、主要顧客のシステムリプレースに伴う周辺案件の獲得の他、ローコード開発ツールを活用した開発業務や、子会社の業績も堅調であった、アウトソーシング事業は、売上は前年同期とほぼ同水準を維持し、利益は減少となった。

通期連結業績予想数値は、売上高は93.82億円（前回予想0.4％減）となった。単価交渉による利益率の上昇と、業務効率化等による原価低減や販売費及び一般管理費の抑制により、基本給の引上げ等を実施してもなお、営業利益は4.96億円（同27.2％増）、経常利益は5.33億円（同33.9％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は3.17億円（同36.9％増）と上方修正となった。同社は、2024年秋に本社移転することを決定しており、2024年3月期決算に与える影響は織り込み済である。同社は、今後も引き続き人的資本の一層の拡充を進めていく。また、売上高経常利益率は、前回予想の4.2％から5.7％に改善した。

連結業績予想の修正と同様の理由により、個別業績予想は、売上高は65.61億円（前回予想2.1％減）となった。経常利益は3.38億円（同38.8％増）、当期純利益は2.20億円（同36.7％増）と、上方修正となった。

期末配当金は、2024年3月期の業績が大きく伸長する見込みであることや株主還元の更なる拡充等を総合的に勘案した結果、普通配当として1株当たり4円増配し、26円から30円に修正する。

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提供：フィスコ

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