さくらネットが4日ぶり急反発、クラウドサービス成長で今期は過去最高益の見通し
さくらインターネット<3778>が4日ぶりに急反発した。27日の取引終了後、23年3月期の連結決算発表にあわせ、24年3月期の業績予想を開示した。売上高は前期比10.6%増の228億円、最終利益は同27.5%増の8億5000万円を見込む。最終利益は3期ぶりに最高益を更新する見通しとなり、これを好感した買いが集まったようだ。
クラウドサービスの継続的な成長を見込む。23年3月期の決算は売上高が前の期比3.0%増の206億2200万円、最終利益が同2.4倍の6億6600万円だった。電力費の増加や、円安によるドメイン取得原価の増加といった影響を受けながらも、投資の効率化やデータセンターの最適化が進み、利益を押し上げた。
株探ニュース