さくらネットが一時S高、国のAIスパコン補助報道でコメント開示
さくらインターネット<3778>が一時ストップ高の水準となる前営業日比1000円高の6190円に買われた。19日付の日本経済新聞朝刊が「経済産業省は人工知能(AI)を開発する際に使うスーパーコンピューターの国内整備に乗り出す」と報じた。さくらネットなど5社のAIスパコンの整備に合計725億円を補助するという。これを受けさくらネットは19日の取引開始前に、「報道の通り最大補助額約500億円の申請を行っている」とするコメントを発表。申請結果が公表できるタイミングとなった段階で改めて開示する姿勢を示した。経産省の補助による収益押し上げ効果を期待した買いが入った。
報道では補助対象に内定した企業として、上場企業ではさくらネットのほか、KDDI<9433>とGMOインターネットグループ<9449>の名を挙げている。支援額はKDDIが102億円、さくらネットが501億円、GMOは19億円としている。
最終更新日:2024年04月19日 09時36分
株探ニュース