さくらネットは3日ぶり反発、今期最高益・増配見通しを好感
さくらインターネット<3778>は3日ぶり反発。前週末26日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を前期比28.3%増の280億円、営業利益を同2.3倍の20億円と発表。売上高、営業利益とも4期ぶり過去最高更新を見込んだことに加え、配当予想を前期比50銭増の4円としており、これが好感され買われている。
生成AI向けGPUクラウドサービスの拡大に向けた大規模投資や、ガバメントクラウド認定の機能要件充足に向けたクラウドサービスの機能開発などを進めていく。積極的な投資を実施するが、GPUクラウドサービスの本格提供開始で増収増益を見込む。なお、同時に発表した24年3月期決算は売上高が前の期比5.8%増の218億2600万円、営業利益が同19.1%減の8億8400万円だった。
あわせて、新株式発行に関する発行登録を行うことを明らかにした。5月8日から来年5月7日までの間に最大200億円を調達する。GPUクラウドサービスにおけるGPUサーバーなどの調達や石狩データセンターの能力増強などの設備投資に充てる。
株探ニュース