さくらネットは一時12%高、クラウドサービス好調で25年3月期予想を上方修正
さくらインターネット<3778>は大幅反発し、一時前営業日比12%高の4640円をつける場面があった。前週末20日の取引終了後、25年3月期連結業績予想について、売上高を280億円から290億円(前期比32.9%増)へ、営業利益を20億円から26億円(同2.9倍)へ、最終利益を12億5000万円から15億5000万円(同2.4倍)へ上方修正しており、好感されている。
GPUクラウドサービスへの旺盛な需要を背景とした受注獲得に向けた施策が奏功したことに加え、クラウドサービスの順調な伸長やグループ会社売り上げの好調な推移などにより、売上高が予想を上振れる見通し。また、人件費の上昇があるものの、電力費が想定を下回る見込みであることやグループ会社利益が好調であることも利益を押し上げる。
株探ニュース