フィスコ、21年12月期純利益56億8400万円に大幅上方修正
フィスコ<3807>はこの日の取引終了後、21年12月期業績予想の修正を発表し、純利益を8億7300万円から56億8400万円(前期6600万円)へ大幅増額した。
同社の持ち分法適用会社であるZaif Holdings(ZaifHD)に対してCAICA<2315>が行う株式交付に申し込んだことに伴い、48億5300万円の特別利益が発生する見込みとなったことが要因。これにより、ZaifHDはフィスコの持ち分法適用会社から外れる。
なお、売上高については10億9400万円から11億2900万円(前期比0.9%増)へ、営業利益も9100万円から1億2500万円(同2.0倍)へそれぞれ引き上げた。個人向けサービスである「クラブフィスコ」の売り上げが引き続き伸長しているほか、費用削減施策などが奏功した。
株探ニュース