データ・アプリケーション---1Q減収なるも、サブスクリプション売上は堅調に推移
データ・アプリケーション<3848>は5日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比28.0%減の5.48億円、営業利益が同98.4%減の0.03億円、経常利益が同91.7%減の0.19億円、四半期純利益が同93.2%減の0.14億円となった。
当第1四半期は、新製品であるチームコラボレーションプラットフォーム「Placul」を発表、サイトを公開するなど、2024年7月17日の発売日に向けたプロモーション活動を行った。パートナー向けのイベントである「PartnersDay2024」をオフラインで開催、また、「これからの企業間データ連携はWeb APIで簡単実現!~DALの考える企業間データ連携未来図~」と題したセミナーの開催や事例公開など、製品の拡販への取り組みやサブスクリプションでの販売推進を積極的に行った。
リカーリングの売上高は前年同期比7.2%減の4.68億円となった。これは、前期比でメンテナンス売上が減少している中、サブスクリプション売上が堅調に推移したことが主な要因としている。尚、リカーリング売上比率は85.4%、リカーリング内のサブスクリプション売上比率は39.1%となった。
パッケージの売上高は同69.4%減の0.77億円となった。これは、前期の一過性の特需(大型案件をパッケージにて受注、想定を上回るバージョンアップ案件を複数受注)がないことが主な要因としている。
サービスその他の売上高は同37.0%減の0.02億円となった。これは、ソフトウェア製品販売に付随するサービスの提供が減少したことが主な要因としている。
2025年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比10.9%減の26.00億円、営業利益が同36.3%減の3.50億円、経常利益が同35.8%減の3.66億円、当期純利益が同48.6%減の2.54億円とする期初計画を据え置いている。
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株探ニュース