アステリアは連日S高、JPYC出資企業として人気化
アステリア<3853>は連日ストップ高。法定通貨に価値を連動させた「ステーブルコイン」が国内で初めて発行される見通しとなったことが話題を呼んでいる。発行するのはフィンテックベンチャーのJPYC(東京都千代田区)で、当該企業は18日に金融庁から資金決済法に基づく資金移動業者に登録されたことを明らかにした。準備完了後速やかに円建てステーブルコインのサービスを開始するという。
これを手掛かりとして、株式市場では同日に関連銘柄を探す動きが活発化。傘下のファンドを通じてJPYCへ出資するアステリアが物色のターゲットとなり、ストップ高に買われる人気となった。同社株はきょうも買いを集めている。JPYC出資企業(直接またはファンド経由含む)にはこのほかパーソルホールディングス<2181>、アイフル<8515>、電算システムホールディングス<4072>傘下の電算システム、ユナイテッド<2497>などがある。
株探ニュース