アイル<3854>は6日、2027年7月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画を策定したことを発表した。

同社グループは、中堅・中小企業顧客が、ITを有効活用し企業力の強化を図るための提案に取り組んでいる。その為には、全社的な拡販体制の強化と各営業担当者の商談効率及び提案内容の更なる向上が必要と考え、「リアル」と「Web」の融合した付加価値の高い提案を実現し、営業とSEを同一組織に配置し相互の連携を強化する製販一体体制により持続的成長を促進することで、利益率の向上を図る。とくに営業利益率に関しては、2024年7月期が24.4％であり、今後の目標として30％を目指している。

また、システム開発における品質及び商品力の向上に合わせ、顧客満足度と生産性の向上を強化することで、安定した利益確保を目標とした中期経営計画を策定している。また、同時発表した決算概要資料の中期展望では「2030年営業利益100億円を目指す」と掲げている。

《AK》

提供：フィスコ

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