ユビキタスAI急動意、耐量子コンピューター暗号化技術で思惑
ユビキタス AI コーポレーション<3858>が急動意、商いを急増させ一時102円高の819円まで上値を伸ばす場面があった。同社はネットワーク対応の組み込みソフト開発を手掛け、人工知能(AI)関連ソリューション分野で優位性を持つ。最近はデータベース関連やカーナビ高速起動関連で需要を取り込んでいる。また、米オンボード・セキュリティ社と公開鍵暗号技術(NTRU)の国内販売総代理店契約を結んでおり、量子コンピューターによる解析から守る暗号化技術の展開を強化している。政府は機密情報の海外などへの漏洩防止に傾注する構えにあり、中央省庁のデータのやりとりなどに量子コンピューターでも解読困難な新たな暗号技術を採用する方針が伝えられている。これを背景に、同社は関連有力株として改めて投資マネーの流入を誘っている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース