日本紙が一時11%高、レアメタル不要の蓄電池開発に乗り出すと報じられる
日本製紙<3863>が5日ぶり反発、一時10.7%高の1399円まで上昇した。きょう付の日本経済新聞朝刊が「日本製紙は世界的に需給が逼迫するレアメタルを使わない高性能蓄電池の開発に乗り出す」と報じており、これが材料視されているようだ。
記事によると、日本紙が開発する電池はセルロースナノファイバー(CNF)を積層することで大量の電気をためることが可能となるもので、これによりレアメタルが不要となるほか、リチウムイオン電池に比べ製造コストが抑えられるという。まずは再生可能エネルギー向けへの開発を目指し、将来的には電気自動車(EV)での採用も狙うとされている。
株探ニュース